例文付き【生活相談員の志望動機の書き方】必要なスキルや採用につながる面接でのポイントも紹介
介護

2022年10月14日

例文付き【生活相談員の志望動機の書き方】必要なスキルや採用につながる面接でのポイントも紹介

 


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介護施設や事業所への配置が義務付けられている生活相談員は、医療スタッフと連携しながら利用者によりよい介護サービスを提供する職業です。
今回は、生活相談員に必要なスキルや面接でのポイントをふまえながら、志望動機の書き方についてわかりやすくご紹介します。


1. 生活相談員の志望動機を書く際のポイント【3選】




採用担当者にアピールするために、生活相談員の志望動機を書く際に力を入れるべきポイントをご紹介します。

■その施設を志望する理由


施設を志望する理由は、志望動機を書くうえで力を入れるべき重要なポイントです。
志望する施設の経営理念や事業方針の中で、共感したことや魅力に感じたことなどを明確に記入しておけば、入所に対する熱意をアピールできるでしょう。
なぜなら、採用担当者は数ある施設の中から、自社の施設を選んだ理由を求める傾向にあるからです。

■仕事で活かせる長所や経験


生活相談員として活かせる長所や経験がある場合は、具体的に書いておきましょう。
「コミュニケーション能力が高い」「物事に対して臨機応変な対応ができる」など、長所や経験などを示すことで、生活相談員にふさわしいという印象を与えることができます。
また、長所や経験は施設との相性や適正を見極めるための重要なポイントでもあるため、志望する施設に適した内容となるように心がけるとよいでしょう。

■採用された場合の将来的な目標


志望動機をまとめる際には、「将来的な目標」も記入しておきましょう。
採用担当者に、あなたが施設で働く姿をイメージさせることに効果的です。
たとえば、「生活相談員に活かせる資格を取得してスキルアップしたい」「採用後はこんな職員になりたい」など、ビジョンを明確に示しておくことで、意欲的な姿勢を採用担当者にアピールできます。


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2. ケース別に例文を紹介!生活相談員の志望動機の書き方




ここからは、介護業界の経験や資格の有無など、ケース別の志望動機の書き方をご紹介します。

■介護職未経験から転職するケース


【例文】
私は福祉系の4年生大学を卒業した後、〇〇会社の営業職として働いておりました。介護職はまったくの未経験ですが、営業で学んだコミュニケーションスキルを活かし、利用者と積極的にかかわりをもちながらよりよい介護サービスの提供に努めたいと考えております。

【解説】
介護職の経験がない場合、コミュニケーション能力や問題解決能力など、前職で培ったスキルを生活相談員としての業務に活かせるとアピールするとよいでしょう。

■介護職経験があり生活相談員に転職するケース


【例文】
現在介護老人保健施設の介護職員として、3年ほど従事しております。生活相談員の方と連携しながら日々の業務に取り組んでいく中で、いつからか私も生活相談員として介護サービスに携わりたいと考えるようになりました。これまで介護職員として学んだ知識や経験を活かしながら、生活相談員としてさらに貢献できるよう努めたいと考えております。

【解説】
介護職の経験者は、生活相談員としての適性をアピールしやすく、これまでの経験を具体的に書いておくことでさらに説得力を高められます。

■介護系の資格を所有しているケース


【例文】
私は介護福祉士の資格を所有しており、これまでの介護職経験をもとに広い視野で業務を行えると考えております。またケアマネジャーの資格も所有しているため、スキルを活かしながら利用者が満足できる介護サービスの充実に貢献できると考え、今回応募させていただきました。

【解説】
広い視野と豊富な知識を必要とする生活相談員を志望するうえで、介護関係の資格を所有していることは大きな強みです。忘れずに記入しておきましょう。

■介護の経験があるケース


【例文】
5年ほど前に認知症を発症した祖母の介護を通して、介護がいかに大変なことであるか身をもって実感しました。祖母の介護を手伝う中で日々の悩みは尽きませんでしたが、生活相談員の方が私たち家族をいつもサポートしてくれました。そのような経験から、私も利用者の家族が抱える悩みや問題に最後まで責任をもって寄り添えるような生活相談員として、介護サービスへの貢献をしたいと考え、今回志望いたしました。

【解説】
介護業界の経験がなくとも、家族や親族の介護経験から介護業界を志す方も多いでしょう。
身近な人の介護経験から感じたことは、パーソナリティを示す重要なポイントです。

■資格や経験の有無を強調するケース


【例文】
大学時代に取得した社会福祉士の資格を活かし、スクールソーシャルワーカーとして児童福祉施設に5年ほど従事しておりました。子どもたちに関する悩みや問題に向き合う日々の中で少しずつ解決へと近づいていく喜びは、今でもかけがえのない経験として私の中に残っております。その経験を活かしながら、今度は高齢者を支える生活相談員として活躍したいと思い、志望させていただきました。

【解説】
生活相談員として仕事をするうえで、役に立ちそうな資格や経験をアピールしたい場合、所有している資格やこれまでに経験してきたことを明確に示すことで、採用担当者にあなたのパーソナリティを強く印象づけられます。


3. 生活相談員が身につけておくべき仕事に役立つスキル




責任感やコミュニケーション能力、問題解決力などは、生活相談員として働くうえで身に付けておくべき重要なスキルについて、詳しく解説します。

■責任感


生活相談員は、利用者やその家族と直接コミュニケーションを取る機会が多く、利用者とその家族が抱える悩みや問題に最後まで責任感をもって向き合わなくてはなりません。
利用者やその家族の悩みや問題から目をそらすことなく、悩みや問題に最後まで寄り添い続ける姿勢が大切です。

■コミュニケーション能力


生活相談員は、利用者だけでなく施設のスタッフや利用者の家族など、さまざまな人との円滑なコミュニケーションを心がける必要があります。
利用者やそれを支える人々とのコミュニケーションがうまくとれなければ、利用者にとって満足度の高い介護サービスを提供するのは困難です。
また、コミュニケーション能力を身に付けることによって、利用者とその家族が抱える悩みや問題の本質を的確にとらえるための「聞く力」を鍛えることにもつながります。

■気配りや気遣い


生活相談員には、利用者を始めとするさまざまな人々の立場を理解しながら、円滑に業務を行うための気配りや気遣いが必要です。
利用者の中には、うまく気持ちを言葉で伝えられなかったり、感情的になってしまったりする人も少なくありません。
きめ細かな配慮と気遣いによって利用者の悩みや問題を的確に汲み取れるスキルを磨いておくことで、利用者によりよい介護サービスを提供できるでしょう。

■問題解決能力


利用者やその家族は、さまざまな悩みや問題を抱えています。
解決に向けた最善策を見出しながら利用者をサポートする生活相談員にとって、柔軟な「問題解決能力」は、欠かすことのできないスキルです。
すぐに問題を解決するのは難しくとも、前向きな姿勢で最後まで利用者に寄り添うことが大切と言えるでしょう。


4. 【実践編】面接でのポイントを理解




ここからは、面接で聞かれやすい質問内容や志望動機の伝え方、注意点など、面接を受ける際に役立つポイントをご紹介します。

■よくある質問内容


【志望動機】
志望動機は、面接時に必ずと言っていいほど聞かれる内容です。面接時にどんな質問を投げかけられてもいいように、事前に自分の考えを具体的にまとめておきましょう。
また、その施設を志望した理由や採用後のビジョンを明確にしておくことで、施設の経営理念や事業方針に適した人物であることをアピールできます。

【退職理由】
生活相談員への転職を考えている方は、前職の退職理由を前もってまとめておきましょう。
理由の内容はネガティブなまま終わらせるのではなく、将来のビジョンなどを交えながら前向きな姿勢を示すことが大切です。

【前職の仕事内容】
前職の仕事内容の中で生活相談員として働く際に役立ちそうなことがないか、あらかじめ考えておくことも大切です。
経験を活かしたいという前向きな姿勢を示すことで、より効果的にアピールできます。

【どういった職種で働きたいのか再確認】
「生活相談員として働きたい」旨をアピールしましょう。
たとえばスキルアップの手段として志望する場合、生活相談員の経験が必要であるなど、理由を明確にしておくのがおすすめです。

【住んでいるところと最寄駅】
生活相談員は、急な人員の欠如や利用者の急変などによって要請がかかる場合もあります。
そのため、すぐに駆けつけられる場所に住んでいるかどうかも重要なポイントです。

【逆質問】
面接の終盤では、質問がないか逆に尋ねられることも珍しくありません。質問内容を前もってまとめておき、積極的な姿勢をアピールしましょう。

■志望動機の伝え方


志望動機の伝え方のポイントは以下の3つです。

・履歴書と相違がないようにする


志望動機は履歴書にも記入する内容なので、面接内容と相違がないように注意しましょう。面接の雰囲気に圧倒されて、つじつまの合わないことを話してしまうと、採用担当者からの信頼性を失うことになりかねません。

・具体的なエピソードを交えて話す


志望動機の内容に具体的なエピソードを交えて話すことによって、パーソナリティが採用担当者に伝わりやすくなります。また、その経験を将来のビジョンにつなげたいという内容を折り交ぜることで、効果的に熱意を伝えられるでしょう。

・将来のビジョンを話す


「採用後は生活指導員に活かせる資格を取得したい」「こんな職員になれるよう精進したい」など、将来のビジョンを明確に伝えておくことで、採用担当者もあなたを採用した後のイメージがしやすいでしょう。

■面接での注意点


面接時に注意しておきたいのは「前職での退職理由」と「話し方」です。
前職での退職理由は面接時に聞かれやすい内容ですが、ネガティブな理由はできるだけ避けて話すように心がけましょう。慌てずに回答するために、あらかじめ退職理由をまとめておきます。
また、採用担当者に好印象を与えるためには、ハキハキと話すことも大切です。
転職理由などネガティブな内容を話さなければならない状況でも、堂々とした姿勢で面接に挑むことで、採用担当者にあなたの誠実な人柄をアピールできます。


5. まとめ



生活相談員は、介護施設の利用者やその家族にとって必要な存在であるため、就職先の選択肢として検討する方も多いのではないでしょうか。
採用されるうえで、コミュニケーションスキルや問題解決能力などを日々の生活で磨きながら、面接前に重要な事項についてまとめておくことが、成功につながる重要なポイントです。

生活相談員への転職を考えている方は、この記事を参考にしながら志望理由を考えてみてください。


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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
求人あるあるお役立ち情報編集部

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