新入社員コラム

新入社員コラム未経験からの介護1年目〜東京part5〜

 

認知症の利用者様への対応

 

介護職員として働き始めて半年が過ぎました。いまだにどう対応するのが正解なのかわからないことがあります。それは認知症の利用者様への対応です。認知症になると、以前よりも物事を行うことが難しくなります。そのため、以前は当たり前に出来ていたことを失敗してしまったりします。そして、認知症の方は物事のエピソードは忘れてしまい、その時の感情だけが残ってしまうので、利用者様の失敗が積み重なっても、強い口調で指摘しないよう日々気を付けています。

 

他にも、認知症の症状のひとつで幻覚が見える利用者様もいます。「あんなとこに猫がいるよ〜」と遠くを指差したり「これ、やるよ!」と何かを渡す仕草をするのです。私自身、最初は戸惑ってしまい、「そうですか〜」とお話を流すことしかできませんでした。しかし今では、「猫いますね〜。動物好きなんですか?」「これはなんですか?」と話を広げてみたりしています。

 

お話の背景には?

 

そして、お話してわかったことは、そのような会話の背景には、利用者様それぞれの人生歴があるということです。「これはネジ!」とおっしゃった方は昔、大工さんだったり、「赤ちゃん!かわいいねぇ!」とよくおっしゃる方は、産婦人科の看護師さんであったりと、利用者様にとってなじみ深いものだったりすると、私自身も思いを馳せてみたりしてしまいます。

認知症の利用者様に対して

色々なものを集める利用者様がいます。その方は、居室はもちろんのこと、共用スペースであるリビングにもたくさんの物を置いています。集める物は決まっておらず、私が出勤すると毎回、「佐藤さん!これ!」と、人形やメモ帳、折り紙など色々な物を見せてくださいます。このような物ならいいのですが、その方はキッチンからパンや果物を居室に持って行くことがあります。さすがに食品は衛生上良くないので職員が片付けたのですが、利用者様にはなかなか分かってもらえず、今現在もその方の行動をよく観察したり、どうすれば納得していただけるか奮闘しています。

 

初期の認知症だと、以前より出来ないことが増えたと本人も理解しています。しかし、以前出来ていた事ができないと伝えるのはどうしても恥ずかしいと考える方は少なくありません。そのため、利用者様の気持ちの面で負担にならないよう、さりげなく支援していくことが重要になります。そして、頼っていただけるよう信頼関係を築いていければと思います。

東京支店 佐藤

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