介護

2022年5月13日

介護士にふさわしい服装|選び方のポイントとNG例を紹介!

 


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介護士として働くにあたって、服装は気を配るべきことの一つです。どのような格好がふさわしいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。動きやすさや印象の良さに気を付けるのはもちろんですが、安全性や機能性など、服装選びには介護職ならではのポイントがあります。この記事では、主にこれから介護士として働き始める方に向けて、介護士に適した服装選びや避けるべきNG例をご紹介します。ぜひ参考にしてください。


1. 介護士の服装に規則はある?




介護士の服装には、一般的な規定や規則はありません。そのため、それぞれの施設のルールに沿った服装選びをすることになります。初出勤時までに、まず職場の服装規定を確認しておきましょう。施設によっては、制服をレンタルしている場合もあります。

職場の種類によっても、服装の特徴はやや異なります。例えば有料老人ホームでは、上質な印象を持たせるため、比較的フォーマルな雰囲気の制服が支給されることがあります。特別養護老人ホームは身体介助を行うことが多いので、特に動きやすさを重視。デイサービスでは、身の回りのお世話に加え、レクリエーションにも適した服装が選ばれます。訪問介護においては、利用者さんの自宅に伺うのにふさわしいデザインが選ばれます。制服が規定されていない場合も、各職場に合った服装選びを心がけることが大切です。


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2. 介護士の服装の選び方のポイント




では、職場で制服が支給されない場合、介護士はどのような点に気を付けて私服を選ぶべきでしょうか。ここからは、介護士の服装選びにおいて押さえておくべきポイントをご紹介します。ここで取り上げるポイントは以下の五つです。

介護士の服装のポイント
・ 動きやすいこと
・ 装飾が少ないこと
・ 清潔感があること
・ 機能的であること
・ 歩きやすいこと

これらは職場のタイプに関わらず、共通して大切な項目です。それぞれについて、以下に具体的に解説します。

■動きやすいこと


介護の仕事では身体をよく動かすため、大前提として動きやすい格好でなければなりません。特に身体介助が求められる職場では、適度な伸縮性があり、腕や膝の曲げ伸ばしがしやすい服が適しています。ストレッチの効いたボトムスを選ぶと身体に負担をかけずに動けるでしょう。

また、動きやすさのためには、自分のサイズに合った洋服を身に着けることも重要です。小さすぎる服は身体のスムーズな動きを妨げます。大きすぎる服は、余った裾や袖口が業務の邪魔になるだけでなく、引っ掛けたり踏んだりしやすく、事故につながるおそれもあります。また、小さすぎても大きすぎても、見た目の印象を下げてしまいます。素材とサイズに特に注意して、動きやすい服装を選ぶことが大切です。

■装飾が少ないこと


不慮の事故を防ぐため、介護の現場では装飾の少ない服装が求められます。例えばボタンやビーズは、利用者さんの髪の毛が絡んで引っ張られたり、落下して利用者さんが誤飲したりする危険があります。ポケットは、気づかないうちに利用者さんの指が入って捻挫や脱臼の事故の原因になることも。また、ポケットに入れたペンなどが落下して、利用者さんのけがにつながるリスクもあります。ファスナーは利用者さんの皮膚が挟まることが考えられますし、フードは引っ張られたり、引っ掛けたりすると転倒のおそれがあります。

いずれも普段の服装としては一般的なデザインですが、介護の場においては思わぬ事故の原因になりえます。事故を未然に防ぐには、装飾の少ない服装で働くことが一番の対策です。

■清潔感があること


利用者さんの身の回りのお世話をする介護士にとって、衛生面や印象の面から、清潔感のある服装選びは必須であるといえます。清潔な服を身に着けることは当然ですが、いくら洗濯されていたとしても、しみやほつれ、色あせなどがひどすぎると、印象が悪くなってしまいます。利用者さんやその家族に対して失礼にならないよう、清潔感を忘れないようにすることが大切。

清潔感は、洋服だけでなく、髪型や爪、ひげ、めがねなど、身だしなみすべてにおいて重要です。長い髪はゴムでまとめる、爪は短く整える、ひげは手入れしておく、めがねの汚れは拭き取るなど、基本的なことですが仕事の前にはチェックしておきましょう。

■機能的であること


仕事着の機能性は、快適に仕事をする上で重視したいポイントの一つです。介護士は身体を動かす仕事なので、仕事中に汗をかくことがよくあります。暑い季節もできるだけ気持ちよく働くため、汗をかいてもべたつきにくい、吸水性と速乾性に優れた素材の服が好まれます。近い位置でお世話を受ける利用者さんの立場に立てば、身だしなみの観点からもさわやかさは重要だということが分かるでしょう。

また、常に洋服を清潔に保つためには、仕事着のこまめな洗濯が欠かせません。洗濯機で洗ったときにしわになりにくく、すぐに乾く素材の服は、アイロンがけなどの手間が少なくて済み、手入れが楽です。介護の仕事はハードですから、日々のストレスをできるだけ減らす努力も大切にしたいものです。

■歩きやすいこと


立ち仕事の多い介護の現場では、歩きやすい靴が好まれます。たくさん動いても足に負担がかかりにくい靴を履くことで、仕事がスムーズに行えます。介護職に適した歩きやすい靴の例として、足が疲れにくいようインソールにクッション性を持たせたものや、マジックテープで足にフィットさせることで負担を軽減するタイプのものなどが挙げられます。

また、職場によっては入浴介助時や、利用者さんの部屋に入るときなど、頻繁に靴を脱いだり履いたりします。そのような現場では、スピーディーかつ楽に靴の脱着ができることも、歩きやすさに加えて大切なポイントです。しかし、脱げやすい靴は仕事の妨げになるだけでなく、安全性にも問題があります。そのため介護士向けの靴の中には、安定感を損なわずに、かかとをあえて浅くデザインするといった工夫がされたものもあります。


3. 介護士の服装としてふさわしくないポイント




ここまで、介護士の服装選びのポイントをご紹介しましたが、反対に必ず避けるべき服装についても押さえておきましょう。介護士の服装としてふさわしくないとされる服装の主な特徴として、以下の三つが挙げられます。

介護士の服装のNGポイント
・ 露出が多いこと
・ 全身が黒い服
・ 派手なデザインや装飾

いずれも介護の現場では見かけない服装ですが、なぜNGとされているのでしょうか。ここからは、その理由と併せて、それぞれのNGポイントについて解説いたします。共通して重要なのは、「利用者さんの気持ちに寄り添えているかどうか」です。

■露出が多いこと


まず、露出の多い服装は、清潔感と安心感が求められる介護の現場には適さないといえます。介護士が働く職場は、利用者さんが心穏やかに落ち着いた気持ちで利用するべき場所です。私的な好みより、利用者さんに寄り添う気持ちを優先した服装選びが求められます。利用者さんが安心して過ごせるよう、施設の雰囲気に合った服装を心がけなければなりません。

具体的には、例えば首元はスタンダードなデザインのものを選ぶようにし、レディースのトップスに多い首回りが大きく開いているものは避けるべきでしょう。また、着丈が短いトップスや腰の浅いボトムスにも注意が必要です。かがんだときに背中から下着や素肌が見えることがあるためです。素肌や下着が見えることは、清潔感を損ない、利用者さんに悪い印象を持たせてしまうことにつながります。上下の組み合わせにも気を付けて服装を選ぶことが大切です。

■全身が黒い服


全身が黒い服装は、喪服や死を連想させることから、介護の現場では多くの場合NGとされます。施設を利用するお年寄りの立場に立って、服装が与える印象に気を付けけましょう。黒は汚れが目立ちにくいという利点がありますが、逆に汚れていても気づかないことから、衛生管理の観点からも避けた方がよいといわれます。一部のみ黒、例えば黒のボトムスに明るい色のトップスを合わせる服装などは許可されることもあります。それぞれの職場のルールを確認してください。

介護の現場では、比較的明るめの色の服装が好まれる傾向にあります。特に薄い水色やピンク、パステルカラーなどは制服にもよく採用されています。明るい色の洋服を身に着けることで介護士の印象も明るくなるため、利用者さんに安心感を与えられることが期待できます。

■派手なデザインや装飾


利用者さんに穏やかな時間を過ごしてもらうためには、派手なデザインや装飾のある服装も避けるべきでしょう。刺激の強すぎるイラストが描かれたものや、主張しすぎる色の洋服は、リラックスした雰囲気を損なうだけでなく、場合によっては利用者さんに不信感を与えてしまうことがあります。ロゴの入ったTシャツを着る場合も、主張の強すぎるメッセージやデザインになっていないか注意する必要があります。一般的にはおしゃれとされるものも、介護の現場に合わないことがあります。介護の現場ではシンプルで落ち着いたデザインを基本としましょう。

フリルやレースは、デザインによっては利用者さんに好印象を持ってもらえますが、派手すぎないものを選ぶことが大切です。また、アクセサリーや腕時計は、不慮の事故につながるおそれがあるため、仕事中は外すことが求められます。


4. 介護士にオススメの服装




介護士の服装選びのポイントとふさわしくない服装の特徴を押さえた上で、ここからはより具体的に、介護士にオススメの服装について取り上げます。ここでは服装を以下の三つのカテゴリに分け、それぞれのカテゴリにおいて介護士に適したアイテムの例を挙げてご紹介します。

・ トップス
・ ボトムス
・ 靴

季節が違えば当然服装も変わるため、季節ごとの寒暖の調整についても述べています。ぜひ目を通していただき、安全、快適かつ好印象な仕事着選びの参考にしてください。

■トップス


介護士に適したトップスの典型例は、半袖(長袖)ポロシャツもしくは半袖(長袖)Tシャツです。ポロシャツは襟付きで生地が比較的しっかりしているので、Tシャツよりきちんとした印象を与えます。そのため、職場によってはポロシャツの方が好まれる場合もあります。TシャツをNGとしている施設もあるので、職場のルールを確認しましょう。

汗をかきやすい夏は通気性の良い素材を選ぶと快適です。冬や肌寒い季節には、ポロシャツやTシャツの上に、カーディガンやジャージ、トレーナーなどを重ねて調節します。自分自身だけでなく利用者さんにとっても快適なように、肌触りの良い素材のものを選ぶとよいでしょう。食事介助時には撥水性のエプロンが使われます。

■ボトムス


介護士に選ばれるボトムスの代表格は、チノパンとジャージです。チノパンは比較的フォーマルな印象を出せる点が特長です。ジャージは動きやすさの点で優れています。
チノパンやジャージは通年使われるアイテムですが、夏は通気性の良い素材のものを、冬は保温性の高い素材のものを選ぶなど、季節に応じて調節しましょう。半ズボンはカジュアルすぎることから夏でも通常は使われませんが、入浴介助時には服が濡れないよう半ズボンを使う施設もあります。それぞれの職場のルールを確認してください。

■靴


介護士の靴には、安定感があり、たくさん歩いても疲れにくく、簡単に着脱できるようデザインされたものが適しています。スニーカーはその代表的な例です。しかし、靴紐が付いているものは着脱の妨げになるだけでなく、ほどけると引っ掛かって踏んづけたりするおそれがあるため、避けた方がよいとされます。靴紐ではなく面ファスナーで留めるタイプを選ぶなど工夫しましょう。また、靴の軽さも疲れにくさの観点から重要です。

スリッポンも着脱のしやすさからよく選ばれる靴の一つですが、脱げやすいことが逆に事故のリスクにつながることがありますので、避ける方がよいでしょう。サンダルにも同様のリスクがあります。どうしてもスリッポンやサンダルを履く場合は、ベルトなどでしっかり足に固定されるデザインのものを選ぶなど、安定性に気を付けることが大切です。

5. まとめ




この記事では、「介護士にふさわしい服装」をテーマに、服装の選び方のポイントや、避けなければならないNG例、介護士にオススメのアイテムについてご紹介しました。介護士は利用者さんと非常に近い位置で働く仕事のため、その服装は利用者さんの身体や心にさまざまな影響を与えます。利用者さんの安全に配慮しながらその気持ちに寄り添い、介護士として充実した仕事が行えるよう、まずは服装から準備してみてはいかがでしょうか。




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