秋にちなんだ高齢者向けレクリエーション8選!秋のレクに参加してもらうコツ!
介護

2023年8月18日

秋にちなんだ高齢者向けレクリエーション8選!秋のレクに参加してもらうコツ!

 

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朝・晩と涼しく過ごしやすくなる秋は、スポーツやアートなどの行事が盛んです。介護施設においても、秋を感じさせるレクリエーションを取り入れ、利用者が季節を楽しみながらチャレンジしてもらえるように工夫しましょう。 今回は秋のレクリエーションアイデアを紹介するので、利用者とのコミュニケーション作りに役立ててください。  

1. 秋のレクリエーションは秋の行事を参考にしよう

この章では、レクリエーションのネタのヒントとして、9~11月の代表的な行事を紹介します。
9月 重陽の節句、敬老の日、十五夜、秋分の日
10月 体育の日、ハロウィン
11月 文化の日、立冬、七五三、勤労感謝の日
上記の通り、秋にはスポーツや芸術にちなんだネタがレクリエーションに使えます。またコスモスやススキといった植物や、虫の鳴き声からも秋を感じられるため、季節を演出する装飾にするほか、制作物の題材にするのもおすすめです。

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2. 秋におすすめのレクリエーション8選!

秋は暑さが落ち着き、レクリエーションに取り組みやすい季節です。そこで、秋におすすめのレクリエーションを紹介します。今回紹介するのは以下の8つです。
  • バトンリレー
  • テーブルカーリング
  • 秋の味覚当てクイズ
  • お月見団子を作るおやつレク
  • 壁画作り
  • 秋の七草の押し花
  • 合唱
  • 歌体操
 

■スポーツの秋を楽しむレクリエーション

ここでは、スポーツの秋を楽しむレクリエーションを紹介します。チーム対抗戦にするとコミュニケーションもとれるため、おすすめです。
 

・バトンリレー

【レクの手順】
  1. 参加者を2チームに分けてそれぞれ縦一列になって座り、先頭がバトンを持つ
  2. スタッフのかけ声で先頭は足踏みを5回して、次の人にバトンを渡す
  3. 次の人も同様に足踏みをしてバトンを渡し、最後の人までバトンが渡ったら、折り返して前にバトンを渡す
  4. 一番早く先頭にバトンが戻ったチームの勝ち
【期待できる効果】
  • バトン渡しと足踏みの動作を同時に行うことで、手足の運動機能の維持・向上や脳の活性化が期待できます。
  • 集団で行うため、コミュニケーション作りにも役立つでしょう。


・テーブルカーリング

【レクの手順】
  1. 点数が書かれた的を用意し、テーブルに貼り付ける
  2. ビー玉を入れた紙コップにそれぞれ目印をつけ、カーリングの要領で紙コップを滑らせ得点を競う
  3. 3回投げて、一番点数の高い人が勝ち
【期待できる効果】
  • チーム戦にすることで、他者とのコミュニケーション作りに役立つでしょう。
  • 的を狙うときに集中力が高まり、上半身の身体機能の維持・向上が期待できます。


■食欲の秋を楽しむレクリエーション

秋の味覚にちなんだクイズや、おやつ作りなども取り入れてみましょう。  

・秋の味覚当てクイズ

栗や柿、さつまいも、さんまなど秋の食材を使った三択の味覚当てクイズは、レクリエーションを盛り上げます。食材の小道具を準備し、わからないときのヒントにしましょう。 【問題】 昔からの言い伝えで、「秋茄子は嫁に食わすな」と言われていますが、それはなぜでしょう?
  1. 体を冷やすから
  2. おいしくないから
  3. 水分が多くて動けなくなるから
【答え】 1  

・お月見団子を作るおやつレク

中秋の名月にちなんで、お団子作りもおすすめです。手先を使う動きは皮膚感覚を刺激し、脳も活性化します。料理をすることで懐かしい記憶を呼び起こすきっかけにもなるでしょう。 味付けを変えて食べる楽しみにつなげる工夫をしたり、白玉粉に豆腐を混ぜてやわらかくしたりと、食べやすいようにレシピをアレンジしても楽しめます。  


■芸術の秋を楽しむレクリエーション

ここでは、芸術の秋にちなんだレクリエーションを紹介します。  

・壁画作り

紅葉やイチョウ、トンボ、お月見などをテーマにした壁画作りがおすすめです。紙を切ったり壁に貼ったり、モチーフの形や色を考えながら作業を進めることで、脳の活性化が図れるでしょう。 また皆で作ると、達成感やコミュニケーションを深めることも期待できます。参加者の能力に合わせて作業を分担すると、スムーズに進めやすいでしょう。  

・秋の七草の押し花

秋の七草をキッチンペーパーに挟み、電子レンジで1分ほど加熱すると押し花にできます。接着剤で紙に貼り付けてカードやしおりにしたり、はがきに貼って文字を書いたりするのもおすすめ。 好きな秋の七草を使って、ぜひ押し花作りにチャレンジしてみてください。  


■音楽の秋を楽しむレクリエーション

芸術の秋に続いて、音楽の秋にちなんだレクリエーションを紹介します。  

・合唱

集団で行う合唱のレクリエーションは、認知機能の維持・向上に役立つほか、みんなで同じ歌を歌うことで一体感が生まれ、歌いきった後には達成感を得られます。 「赤とんぼ」「夕焼け小焼け」「十五夜お月さん」など、誰もが知っているような歌を選ぶのがおすすめです。歌詞は読みやすい大きさで書くように工夫しましょう。  

・歌体操

歌体操は、歌を歌いながらリズムに合わせて体を動かす体操です。 脳が刺激され、認知機能や運動機能の維持・向上を促す効果が期待できます。車椅子や膝・腰の悪い方でも参加しやすいように空間を確保したり、座ってできる体操を検討したりしましょう。 「紅葉」「里の秋」「七つの子」など、秋にちなんだ歌体操は盛り上がります。

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3. 秋のレクリエーションが楽しみになる工夫

レクリエーションへの参加意欲を高めるには、空間作りが大切です。空間は、非日常空間と日常空間の2種類に分けられます。秋らしさを感じるような空間を作ることで、一層興味を引くことができます。  

■日常空間の演出の仕方

壁の装飾やテーブルクロス、スタッフのユニフォームなどは、手軽に季節を表現するアイテムとしておすすめです。 たとえば、食堂や多目的室などの目につきやすいところに、秋の代表色である黄色、オレンジ、赤やブラウン系のカラーを取り入れるとよいでしょう。さらに、季節に合わせた音楽を流すのもおすすめです。  

■非日常空間の演出の仕方

普段あまり使用していないスペースを利用し、レクリエーションの場として活用することのもおすすめです。 和室や中庭などを使うと、趣の異なった演出が楽しめるでしょう。空間演出は、視覚、聴覚、触覚といったさまざまな五感を刺激し、季節をより深く感じられます。  

■利用者の興味や関心をリサーチすることも大切

レクリエーションへの意欲を高めるためには、利用者の興味や関心がどのようなものかを知ることも大切です。施設でオリジナルのヒアリングシートを作り、定期的にヒアリングしていくと、レクリエーションのアイデアに役立ちます。 秋のレクリエーションへの参加を促す際は、次の点に注意しましょう。  

■無理強いをしない

レクリエーションへの参加は、本人の意思を尊重して、無理強いをしないことが重要。やりたくないことをさせてストレスを与えてしまうと、さらに参加意欲が低下します。 上司や先輩など周りの人に意見を聞きながら、利用者が楽しめるレクリエーションを行いましょう。  

■利用者の立場に立った声がけをする

レクリエーションを楽しく盛り上げるためには、利用者の立場に立った声がけを徹底しましょう。利用者の自尊心を傷つけるような言葉使いは避けてください。丁寧なコミュニケーションを心がけ、マナーを守って進行することが大切です。

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5. まとめ

秋は、レクリエーションのネタ作りに役立つ行事やアイテムが豊富です。工夫次第でさまざまな秋を楽しむことができるので、今回の記事を参考に、秋のレクリエーションを実施してみてください。

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この記事を書いた人

セントスタッフ株式会社
デジタルマーケティング部
栖原 大輔

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。介護福祉士。福祉業界の実務経験に裏付けられた豊富な業界知識による現場目線での記事作成が得意。

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