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介護の資格の種類と取得方法

介護・医療といった福祉のお仕事は資格・経験がとても重視されます。そのため日々多くの方が資格取得を目指していますが、種類や内容も多岐にわたるため、ここではその介護職の資格に関してまとめてご説明いたします。ご自身の目標に合わせてご検討下さい。

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①介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は全ての介護士の登竜門的な資格になり、研修を受講し修了すると認められます。受講における制限は特にございません、どなたも受ける事が出来ます。内容は介護の技術から考え方までベースとなる技術・知識を学びます。いきなり介護のお仕事に従事されても良いのですが、体の使い方や一連の業務内容など知った上で臨むのと全く未知の状態で臨むのとでは大違いです。そのため初任者研修を受講し一通り知識を得た上でお仕事に入られると良いと思います。

②介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修が登竜門であるなら、実務者研修はある程度介護職を経験された方がより技術・知識を伸ばしたいと感じた時に受ける研修です。受講における制限は特に無いため初任者研修をいきなり受けても良いのですが、研修内容をより自分のものにするには①初任者研修を経た上で臨まれると良いと思います。またこの実務者研修は介護福祉士国家試験を受験される方は研修の修了が必須となっているため、試験日までには必ず修了しなければなりません。そのため日程・スケジュールなどは細かく頭に入れておきましょう。お休みしてしまい修了出来ずに試験が受けられなかったなど無いようにしたい所です。試験を受けられる方はお早目に！

③介護福祉士

①・②が研修受講で取得出来る資格であれば介護福祉士国家資格はその名の通り国家試験を受けて合格した後に交付される国家資格です。

恐らく介護のお仕事をされている方であればどなたも取得したい資格になるかと思いますが、受験するには以下２つの必要事項がございます。両方とも満たした方が受験する事が出来ます。

・介護福祉士実務者研修を修了（該当年度内修了見込可）した方
・介護のお仕事経験3年（1,095日）以上でその内540日以上働いた方（お仕事の経験期間には産休、育休、病休なども含めることが出来ます）

以上の条件がある介護福祉士の資格は介護職員として一通りの経験・知識・技術を有するという証明になりますので、その先も含めて介護職員としては是非とも取得しておきたい資格です。

④ケアマネージャー

ケアマネージャーは介護の業務ではなく、利用者とそのご家族が適切に介護サービスを使えるようにサポートする業務が中心になります。そのため介護の全般的な知識やマネジメント能力、ケアプランの作成のような事務作業、そして業者や施設との折衝など、まさに介護施設全体のマネージャーとなります。

そのケアマネージャーの資格は介護支援専門員実務研修受講試験に合格し資格を交付してもらう必要があります。受験資格は以下の通りです。

・受験資格Aの場合
医師・理学療法士・言語聴覚士・歯科医師・作業療法士・あん摩マッサージ指圧師・薬剤師・社会福祉士・はり師、きゅう師・保健師・介護福祉士・柔道整復師・助産師112 視能訓練士119 栄養士（管理栄養士含む）・看護師・義肢装具士・精神保健福祉士・准看護師・歯科衛生士のいずれかの資格を持ち実務経験が5年以上で働いた日数が900日以上
・受験資格Bの場合
相談援助業務に従事し実務経験が5年以上で働いた日数が900日以上

その他にも社会福祉士や理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など介護のお仕事には様々な職種が存在します。ご自身の目標などを鑑みてどうした分野に興味があるのか、進みたいのか意識しながらお仕事をされると良いと思います。

①・②の研修に関しましては近年、雇う側の施設・法人様も教育に力を入れており、働きながら研修を受講するのか、働く前に受講し入職するのかタイプは様々ですが、働く人の負担が少ない形の仕組みが増えてきました。こうした取り組みを上手く利用して資格を手にしてしまうのも良いのでは無いでしょうか！弊社としましては、皆様のお仕事探しの助けとなるように、求人だけでは無く研修などの情報も逐次お知らせさせて頂きます。

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